漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
電車や映画館など閉鎖的なところへ入るのが苦手で、ソワソワしたり不安感やしめつけ、腹痛や動悸することも多くありました。パニック障害といわれて病院で安定剤を出してもらっていました。結婚後、赤ちゃんがほしくなりましたが、生理不順もあり、なかなか安定剤もやめられないのでどうしようかと迷っていました。
漢方の先生に相談したところ、まずは、お母さんになる前に体調を良くしようとのことで、体質改善の漢方を出してもらいました。飲んでから6ヶ月くらいたったころには、不安感やソワソワ、しめつけ、動悸が落ち着きました。映画館に行っても大丈夫になりました。漢方薬を服用して安定剤の量が減っていき1年くらいたつとなくても大丈夫になりました。その後、生理不順もあったので、妊活用の漢方薬も飲み8ヶ月くらいが過ぎて基礎体温も周期も整ってきたと思った頃に妊娠することができました。
この方は、血虚(けつきょ)という血が圧倒的に足りないという体質でした。中医学では血は精神活動を司るといって足りないと、ソワソワや不安感や動悸が出やすくなります。
血を補い続けて、安定剤をやめることができました。安定剤をやめることができたので、赤ちゃんへの影響の心配もなくなり、妊娠にも前向きになることができました。
安定剤を飲まれている方は、副作用でPRL(プロラクチン)が高くなり、卵の成長を抑制するので排卵しずらい状態になります。安定剤をやめられたことで、生理不順も良くなっていき妊娠しやすくなったと思われます。
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